重要な役割を果たす1%の血液中のカルシウム

骨以外の1%のカルシウムは、血液などの体液や筋肉に含まれています。この1%のカルシウムが、神経の情報を伝達する働きや、筋肉を動かす働きなど、人間の体が正常に機能するために必要な重要な役割を担っているのです。

体重50kgの人の場合で体内に約1kgのカルシウムがあり、その中で骨以外の血液や筋肉に存在するカルシウムは約10gあります。この10gのカルシウムがないと、健康な体が保てません。

筋肉を動かす働き

【イメージ】筋肉を動かす働き

血液中に十分なカルシウムがあると、筋肉の細胞にカルシウムが浸透し、筋肉が伸びたり縮んだりしてスムーズに体を動かすことができます。

脳や神経の情報を伝える働き

【イメージ】脳や神経の情報を伝える働き

血液中のカルシウム濃度が一定の値に保たれていると、脳や神経に情報を伝えることができ、脳の活動をスムーズにすることができます。

出血を止める働き

【イメージ】出血を止める働き

怪我をして傷口から血が出ると、カルシウムの働きを介して、血を止めます。

カルシウムと生体機能

1.細胞の分裂・増殖・分化 6.抗原の認識と抗体の分泌
2.精子、貧食細胞の運動 7.網膜細胞の感光
3.貧食 8.神経細胞の興奮
4.外分泌(唾液、胃液、膵液) 9.骨格筋、心筋、平滑筋の収縮
3.内分泌(各種ホルモン) 10.血液の凝固

出典:『ミネラル・微量元素の栄養学(1998)』

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