水溶性カルシウム

皆さんは、カルシウムの素材には水に溶けるものと溶けないものがあるのをご存知ですか?水に溶けるカルシウムは、水に溶けないカルシウムに比べて効率よく体内に吸収されます。この吸収されやすいカルシウムの秘密を探ってみましょう。

カルシウムの種類

【イメージ】牛乳から分離した「ミルクカルシウム」 魚の骨や卵の殻に含まれる「骨カルシウム・卵殻カルシウム」 スポーツ飲料に含まれる「乳酸カルシウム」

カルシウムの素材には、色々な種類があります。よく知られているカルシウム素材には、牛乳より分離したミルクカルシウム、貝殻に含まれている貝殻カルシウム、卵の殻に含まれている卵殻カルシウム、スポーツ飲料に含まれている乳酸カルシウムなどがあります。

水に溶けるカルシウムと水に溶けないカルシウム

食品に含まれているカルシウムを水に溶かしてみました。
まず、ミルクカルシウムの主成分であるリン酸カルシウムと貝殻カルシウムや卵殻カルシウムの主成分である炭酸カルシウムを水に混ぜてみましたが、白く濁って水に溶けませんでした。

水に溶けたらカルシウムがイオンになる

スポーツ飲料に含まれている乳酸カルシウムと貝殻や卵の殻に含まれている炭酸カルシウムを例にカルシウムが水に溶ける仕組みを見てみましょう。

【イメージ】水に溶けるカルシウム(Ca2+)と水に溶けないカルシウム(CaCO3)

通常、カルシウムは他の物質がくっついて存在しています。例えば、乳酸カルシウムは乳酸とカルシウムイオン、炭酸カルシウムは炭酸とカルシウムイオンがくっついています。しかし、カルシウムが水に溶けると他の物質と分かれてカルシウムイオンだけになります。カルシウムイオンは非常に小さく目では見えません。

乳酸カルシウムを水に入れると、カルシウムが水に溶けて見えなくなりました。これは、乳酸カルシウムが水に溶けて乳酸イオンとカルシウムイオンに分かれ、目に見えなくなったからです。一方、炭酸カルシウムは水に入れても溶けず、炭酸イオンとカルシウムイオンに分かれません。そのため、水に入れても白く濁って見えます。

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